現代社会において「匿名性」は非常に重要です。
たとえば、警察への「匿名通報」。犯罪に関する情報を持っていても「身元を知られたくない」などの理由から通報をためらってしまう人がいます。そこで、そのような人も安心して犯罪の通報ができるよう、警察庁では電話やインターネットによって匿名での通報が可能となる体制をとっています。
また近年フリマアプリなどで多く利用されている「匿名配送」。住所や名前を伏せて商品の発送ができるため、出品者・購入者ともにプライバシーが守られます。
しかし、そんなセキュアな時代の流れに反し、政府はマイナンバーカードと銀行口座の紐付けの義務化を推進。義務化されてしまうと、匿名での送金が困難になっていきそうです。一応、仮想通貨やPay系では抜け穴がありますが、今回さらにお馴染みサービスで匿名送金が可能となりましたのでお知らせいたします。
お馴染みのサービスはAmazon、このAmazonのコード決済「Amazon Pay」が匿名送金に使えます。
今までAmazon Payへのチャージはクレジットカードのみでしたが、6月1日よりAmazonギフト券が追加されました。
参考:Amazonギフト券がAmazon Payのお支払いでご利用可能になりました
Amazon Payのお支払い方法としてAmazonギフト券が追加されたため事実上の送金手段、また銀行への出金でクレジットカードの現金化としても使えそうです。悪用は厳禁ですが、これから匿名での送金の際に便利に使えるものと思います。
コメント