海外旅行に出発する際、旅行の日数だけ携行品や自分の生命などにかける海外旅行保険。審査不要で1日500円など安価なため、とりあえず加入するという方は多いでしょう。実際に大事なものを紛失してしまった際など非常に助かるものです。
しかし中には保険金を騙し取ろうとする人もおり、典型的な例が旅行前に高級なバッグやカメラを購入し、現地で失くした、または盗難されたと被害届を提出して虚偽の携行品損害で申請するものです。
そんな海外旅行保険を利用した保険金詐欺の内部事情をとあるツテから聞きましたので注意喚起のためお知らせいたします。
とあるツテの方曰く……。
注意点として、請求履歴は5年間残り、頻度が多いと当然怪しまれるとのこと。
そして行き先はタイ、東南アジアがいいそう。なぜかというと、タイや東南アジアは簡単に警察に被害届(ポリスレポート)が出せるそうなのです。
ツーリストポリスは観光客向けの警察で、盗難被害は日常茶飯事なので盗まれた状況、盗まれた物さえハッキリしていれば第三者の目撃証言などなくても受け付けてくれます。ちなみに、盗まれた状況や盗まれた物などはGoogle翻訳を利用すれば問題ないとのこと。
保険会社への申請は、メーカー、購入時の値段、購入日が必要で、レシートや保証書も揃っていればスムーズ。Amazonなどで購入したものは、購入履歴のページをプリントしたものでOKだそうです。
海外旅行保険の保険金申請の手続きは難しいやりとりもなく、5年間の記録がない人、さらに10万円前後の被害額なら書類だけで簡単におりてくるという話でした。
悪いことを考える人もいますね。悪用は厳禁です。
コメント