4月から始まる新生活。その時に賃貸物件を契約する方も多いかと思います。進学・就職・転勤などなど。また、同棲や結婚にてアパートやマンションを借りる事もあるかと思います。
そこで今回は第二弾として、賃貸物件を最安値で借りる方法をお伝えしたいと思います。
前回の①の記事では、初期費用についてお話しました。今回は具体的な家賃の交渉についてお話しいたします。
その前に……家賃が安くても管理費・共益費を大きく乗せ、トータルで高額な家賃を払わされる例もあります。これはインターネット検索時にヒットしやすいように家賃を低くしているものです。たとえば、家賃20,000円で管理費5,000円なんて平気で言ってくる悪徳業者も存在します。このような家賃と管理費のバランスが極端に悪い物件を扱う業者は要注意です。一人暮らしワンルームなら2,000円前後の管理費が相場です。
では具体的な家賃交渉についてお話ししていきます。
まず、絶対に家賃が下がらない悪い交渉ですが、たとえば「家賃24,000円との端数を切って20,000円ジャストにして欲しい」など、何の根拠もない値下げは業者も大家も相手にしてくれません。
具体的には、近郊の似たような物件をピックアップ。設備はそれほど気にしないで、築年数や広さ、木造か鉄筋かなどの条件が近い物件を探します。調べた相場から1㎡の値段を出します。この数字を根拠に1㎡の単価で家賃を試算し、提示されている家賃と限りなく揃える、もしくは下回るような交渉に入ります。
なお、物件の悪口は絶対にNGです。物件は凄く気に入っていて、担当者にも感謝していることを強くアピール。ぜひ契約したいけど少し割高感があるんだと明確な根拠を説明しますと、業者もプロですからこの辺は充分に理解してくれ、結果的に大家に打診の連絡をしてくれます。
仲介料は交渉前の値段で支払いますので大家に交渉してください! なんて言いますと、しぶしぶ動いてくれる業者もいます。要は大家まで話が届かないと家賃交渉は無理ですので、仲介業者をその気にさせないといけません。
あとはインターネットで物件名を入れてホームズの賃貸掲載履歴を回覧すると、これまでの部屋の家賃を確認できますので、家賃交渉の参考数字になるかと思います。
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