誰もが利用している世界最大級の通販サイトAmazon。何か購入しようと思ったときは、まずAmazonを見るという方も多いのではないでしょうか?逆に売っていない物の方が少ない気がします。
わたしも日々アマゾンで色々な物を購入していますが、中には納得がいかない、という商品もあります。
特に今日のアマゾンでの品ぞろえには質の悪い中国製品も沢山紛れ込んでいます。
レビューを見ても良い評価しかついてなく、ステマのレビューを見抜くのにも時間と手間が掛かります。
納得がいかない商品に関しては返金してもらうべくストアへ連絡するのですが、返金後の商品の返品がとても面倒。
そんな時にあるメッセージを送ると多くの場合は返品せずに済んでしまいます。
そこで今回、メッセージとその流れに関してお伝えいたします。
まず、相手のストア評価を確認。基本評価は件数で50~500くらいだといい感じです。また商品金額は5,000円以下だと確率が高いです。
そしてメッセージは「今回購入した商品ですが○○に問題があり、返品したいと思います。金額的にも安い物ですし、こちらで処分してよければ評価はしません。またお客様都合でのキャンセルで構いません」です。
肝心なのは「評価はしない」と「お客様都合でのキャンセルオッケー」という所。このメッセージで大抵の場合は「返品は不要です」といった返事がきます。
私は購入して納得のいかない物に関して、このメッセージを送り、今までに100個以上の商品を処分しています。もちろん、Amazonから注意が来たことはありませんし、ID停止などはまったくありません。
ちなみに、返品は相手ストアにとってもマイナスな部分があるのです。
・評価が下がる
ここでいう評価は、お客様評価でなくAmazon内におけるストア評価です。
・送料がストア持ちになる
着払いの送料がそれなりにかかります。またFBAだとなおさら経費がかかります。
・評価の低いストアはつらい
ストア評価によっては出品停止やプライムなどの使用ができなくなる場合があります。
なお、わたしの言う「処分する」は「=捨てる」ではない事を付け加えさせていただきます。
【中華系の商品の対応について】
Amazonマーケットプレイスで大規模なシェアを持つ中華系販売業者では、とくに自作パーツ、パソコン周辺機器(モバイルバッテリーなど含む)において不具合のあることが当然であり、そのことに関して返金を求めると、つたない日本語で何割かの返金(実質的な値引き)を提示されることが多いです。
それに応じず「明らかにおかしい。不具合があるのに商品価格の一部だけ返金なんて対応としてどうなんだ」と反論していくと、中国本土への返送料を客側が負担することを条件に全額返金が提示されます。
さらに「そもそも不具合の製品を提供しているのに客が返送料を負担するのはどういうことなんだ? おかしいだろう!」と反論していくと、勝手に全額返金され商品の返送は有耶無耶という状況になることがあります。
このクレーム対応はAmazon公式が仲介しておらず、あくまで中華系マーケットプレイス業者との個別やり取りなので、Amazonからペナルティーを受ける可能性はほぼないと考えます。
あやしい中華製品(サクラ率が90%を超えるような電化製品など)を買う際には覚えておいて損はないと思います。
相手も最初からこちらを騙すつもりで商売しておりますので、素直に従う必要はありません。
【個人相手の対応について】
安物のクズばかり売っている個人だと、客都合キャンセルでいいなら手間と送料がもったいないので「投げて」さっさと次に行こうとなりますね。
ただ企業がやっているところだと対応は違います。
以前、商品不具合で値引交渉してみたことがあるのですが「これ以上は無理、キャンセル返品でお願いします」と突っぱねられることが多かったです。どうやら、返品の規定みたいなものがあるようです。
「投げ」を狙うなら、個人バイヤーやワンマン商店を対象にしたほうが確率が高いと思います。
【注意すること】
私の場合ですが、返品・交換は赤字になっても商品自体を送り返してもらいます。理由は、母数が大きければ、1取引あたりで赤字が出ても問題ないですし、そのことよりも本当に不具合があった場合には、再発防止を考えないと駄目だからです。
またストア評価について、脅すような旨を書いていますが、悪いストア評価は簡単に消せます。大体の人は、ストア評価に商品自体の不具合などを書きますが、ストア評価に商品のクレームを書くと消しやすいです。
書くのであれば、ストアの対応・FBA外であれば配送の不手際などを書く必要があります。
本当に欲しいものを買うのならいいですが、不要なものを注文して返金もされないのでは意味がありませんのでご注意ください。
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