毎日、日本のどこかで起こっている交通事故。ニュースなどでも日々報道されています。自分では事故なんて絶対にしない! と思っていても、巻き込まれることはあります。気をつけていても事故は起こるものなのです。
そんな私も事故に遭った当事者です。
当時私はロードバイクで走行中に、信号のない交差点で車とぶつかり、跳ね飛ばされました。
その事故で保険会社からの慰謝料提示額は350万円……。それが弁護士を入れたことで2,100万円にまで上げることができたのです。
そこで今回、高額の慰謝料をゲットできた私の体験をお話いたします。
怪我としては、背中の骨を折る破裂骨折。ほんの少し運が悪かったら下半身不随という状態でした。私は本当に運がよく、今は立つことも歩くこともできます。
乗っていたロードバイクは大破。総額170万円ほどの自転車が木っ端微塵になりました。
事故のあと救急車で搬送された私は、緊急手術を受け、入院。回復まで2年を要しました(後遺障害は11級と認定)。
当然、仕事もなくなり、お金も底をつきました……。
しかし、交通事故には保険というのがあります。幸い、相手方がちゃん任意保険に入ってくれていたので、治療費など全ての負担がなくすみました。
さて、ここからが本題です。
相手の保険会社との交渉ですが、最初の慰謝料の提示額は350万円、自転車は2万円というものでした。
背骨が折れて、仕事ができなくなり、高額の自転車が壊れたのに、この金額は到底納得できるものではありません。そこで弁護士を入れて、裁判まで持っていく事にしました。
期間にすると3年ほどかかりましたが(入院などと同時進行)、すべて弁護士が対応してくれたので面倒は特にありません。
ただ、私は無給のままで待機していたので少しだけ借金をして、なんとか凌ぎました。
そして、最終的な提示額は2,100万円に。自転車も98万円の補償が認められました。
死にかけた代償は、結果的に驚くほどの金額となったのです!!
このお金のおかげで、事業をスタート。元々の借金など合わせて400万円ほどの借り入れがあったのですが、それも一括返済。とても不運な事故と絶望の3年間でしたが、そのおかげで私は再起することができました。
今回の私の教訓としては、弁護士は必ず入れた方がいいということ。
何も知らず受け入れたらほんのわずかな慰謝料しかもらえませんでした。
どんな事故でも必ず弁護士を入れた方がいいと思います。
ちなみに、私は友人にもこの話をしたのですが、友人が事故をしたときに弁護士を入れ、ムチウチで350万円、手首骨折ボルト入れで320万円の慰謝料がもらえたそうです。本当に弁護士は強いと感心しました。
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